『戦ハ雨上ガリニ。』へご来場頂きまして誠に有難うございました。


劇団わたあめ工場 空間演劇祭参加作品

『戦ハ雨上ガリニ。』

ご来場いただきまして誠に有難う御座います。

今回の世界はわたあめ史上最も狭い『列車の中』。

皆さまと空間を共有できる世界を作れるように四面舞台に致しました。

この度は、特別列車「帝都行き」へご乗車頂き、誠に有難うございました。


私としては珍しくバットエンドではなくトゥルーエンドな物語を描きました。




毎度のことながら、作者である私から物語のひも解きをして『終演』とさせて頂きます。

列車なのにすべて内側を向いているボックス席。

私の頭の中では、あの列車内で起きた小さくて大きな事件を魚眼レンズで覗いているというイメージで空間を作らせて頂きました。

ツイートや感想などで書いてくださったお客様もいますが…座るボックス席の位置でも見える世界は変わりますし、座る列の位置で感覚の変わるお芝居となっておりました。

360度を生かし、あえて見えない空間を作り出す。1面舞台にはない見せない作り方を致しました。もしかしたらお芝居、演劇的にはご法度なのかもしれませんがw


違いを楽しむという、よく言えば『粋』な空間を楽しんでくださったのなら幸いです。


物語の話を少しだけ………。


物語上の『帝都』における最高司令。

会話の中で幾たび登場したこの人物。軍の末端、一般市民には伝えられていませんが、最高司令はすでにいないという設定で描いております。かつて帝都政府が打ち出した政策は最高司令という長をなくしもなお、システムのみが動いているのです。


では誰がこの大国を動かしているのか?


政策が確立し、他国より自国を守る砦『強酸性雨』を作りだした帝都は気付いてしまったのです。最高司令という人物は責任を負うべき立場でのみ存在価値がある。

ならばそこに『人間』を置く意味が果たしてあるのだろうか?最高司令が存在しないことは上層部の一部の人間のみが知り得る事。


『誰も動かしていない架空の国ともいえる帝都に戦いを挑むものたち。』

が今回の登場人物でした。


……この事実が邑瀬たちの耳に届く日はくるのだろうか??

それはマギーと邑瀬が分かれてからのお話。




さて終演後、『あれからみんなはどうなったの?』『帝都は結局どうなっちゃうの?』と続きが気になる方もいらっしゃったでしょう。あの続きはどうなったのか、みんなはあのまま無事なのか?そんな空想の世界に思いを馳せた方も少なくないと思います。


機会があれば、また続編をやろうかなと思える物語です。

その時はまた初めから…完結編で書こうかな?2時間くらいになっちゃうだろうけどw


それでは簡単ではございますが、これを持って終演ブログとさせて頂きます。


改めまして、『戦ハ雨アガリニ。』へご来場頂きまして誠に有難う御座いました。



劇団わたあめ工場

主宰 小野寺真美


わたあめの作りかた

わたあめ工場のあれこれ。

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